真船村(読み)まぶねむら

日本歴史地名大系 「真船村」の解説

真船村
まぶねむら

[現在地名]西郷村真船

阿武隈川最上流の南岸にあり、北は鶴生つりゆう村、南は小田倉おだくら村。集落は上真船・下真船・荒屋敷あらやしきの三つに分れる。村名は南一一町二三間にある唐櫃かろうと山に船の形の大石があることによるという(白河風土記)。初め会津領、寛永四年(一六二七)白河藩領、慶応二年(一八六六)以後幕府領。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では馬舟とあり、高一二八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android