真菰刈る(読み)マコモカル

デジタル大辞泉 「真菰刈る」の意味・読み・例文・類語

まこも‐かる【真×菰刈る】

[枕]マコモの多い地である「大野川原おほのかはら」「よど」などにかかる。
「―淀の沢水」〈古今・恋二〉

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「真菰刈る」の意味・読み・例文・類語

まこも【真菰】 刈(か)

  1. 夏季、生え延びた真菰を刈る。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「真薦苅(まこもかる)大野川原のみごもりに恋ひ来し妹が紐解く吾れは」(出典万葉集(8C後)一一・二七〇三)

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