真野新田(読み)まのしんでん

日本歴史地名大系 「真野新田」の解説

真野新田
まのしんでん

[現在地名]聖籠町真野

加治かじ川左岸、第六線砂丘列上に位置し、東は道賀どうが新田、南は桃山ももやま新田。元禄一二年(一六九九)の新田開発年限届出帳(新発田市立図書館蔵)に明暦元年(一六五五)の開村とあり、同年の聖籠新川開削に伴う開発と思われる。西名柄にしながら(現新発田市)枝郷で、寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によれば、新発田藩新発田組に属し、家数一六・人数八九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android