聖籠町(読み)せいろうまち

日本歴史地名大系 「聖籠町」の解説

聖籠町
せいろうまち

面積:三八・三四平方キロ

郡西部、加治かじ川下流の砂丘地帯に位置し、東と南は新発田しばた市、南は豊栄とよさか市、西は日本海と新潟市、北は紫雲寺しうんじ町に接する。日本海に臨む砂丘地では早くから果樹栽培が行われ、梨・ブドウなどの生産が盛んであるが、昭和四三年(一九六八)には県営パイロット事業により、ビニル水田も造成された。翌四四年には新潟市との境に大規模な掘込港湾である新潟東港開港、多くの耕地が工業用地に転用され、臨海工業地域としても発展している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖籠町」の意味・わかりやすい解説

聖籠〔町〕
せいろう

新潟県北部,日本海に面する町。 1955年聖籠村と亀代村が合体,77年町制。新発田市西方新潟砂丘の中央部を占め,果樹園芸が行われる。また,新潟地区新産業都市計画の中核をなす新潟東港が建設され,東新潟火力発電所や石油備蓄基地がつくられるなど工業化が著しい。国道7号線,113号線が通る。面積 37.58km2人口 1万4259(2020)。

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