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桃山 ももやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

桃山
ももやま

和歌山県北部,紀の川市南部の旧町域。紀ノ川と支流貴志川合流点の南東岸を占める。1956年安楽川町,奥安楽川村,調月村の 3町村が合体して桃山町が発足。1957年細野村の一部を編入。2005年打田町,粉河町,那賀町,貴志川町の 4町と合体して紀の川市となった。地名は特産のモモに由来。合流点付近の安楽川(あらかわ。荒川の意)はかつては高野山金剛峯寺の寺領で,豊かな米作地域であるとともに洪水常襲地であったが,第2次世界大戦後の河川改修により洪水はなくなった。貴志川の支流柘榴川(ざくろがわ)流域の山地では江戸時代後期からモモ栽培が行なわれ,明治期以降生産が拡大した。

桃山
ももやま

京都市南部,伏見区の一地区。東山連峰南端の丘陵に位置。前面に宇治川を控え,南山城地方が一望できる自然の要害地で,慶長1 (1596) 年豊臣秀吉伏見城を築き,丘陵西斜面に城下町が発達。元和5 (1619) 年城が取りこわされ,跡地にモモの木が植樹されてモモの名所となり,地名の由来となったといわれる。城跡明治天皇の伏見桃山御陵,乃木神社があり,1964年には城が再建された。近年,宅地化が進んでいる。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

ももやま【桃山】

和菓子の一種。白あんに卵黄、砂糖、水あめ、みじん粉またはくず粉などを加えて練り、形をととのえてオーブンなどで焼いたもの。中にあんを入れたものもある。ほかの菓子の生地としても用いる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

ももやま【桃山】

和菓子の名。白餡あんに砂糖・みじん粉・卵黄を加え、模様をつけて焼いたもの。現在はこれを皮として餡を包んだものもある。

ももやま【桃山】

京都市伏見区の地名。豊臣秀吉が伏見城を築いた地で、江戸初期廃城後、桃を植えて桃林としたことに由来する名称という。桓武・明治天皇の陵がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔地域名〕桃山(ももやま)


京都府京都市伏見区にある地域名。
地名は豊臣秀吉(とよとみひでよし)築城の伏見城跡に多くの桃の木が植えられたことによる。明治天皇の桃山御陵がある。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

桃山 (モモヤマ)

学名:Rhododendron pulchrum
植物。ツツジ科のヒラドツツジの園芸品種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典内の桃山の言及

【伏見】より

… 伏見荘は〈伏見九郷〉と称される9村で構成されていた。久米村(鷹匠町,金札宮付近),舟戸(津)村(淀川に面した柿ノ木浜付近),森村(桃陵町付近),石井村(御香宮門前付近),即成院村(桃山町泰長老付近),法安寺村(深草大亀谷五郎太町付近),北内村(深草大亀谷付近),山村(谷口――旧伏見城域内の広庭),北尾村(深草大亀谷敦賀町付近)である。ただこの郷名と郷数は,史料によって異同がある。…

※「桃山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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