眠り目(読み)ネムリメ

デジタル大辞泉 「眠り目」の意味・読み・例文・類語

ねむり‐め【眠り目】

眠そうな目。また、つぶった目。
「―をまぼしそうに細めて」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉
くすんだ色合い。また、そのもの。
「親の喪中とて、衣裳の物ずきも、一きは―にて」〈浮・世間猿〉

ねぶり‐め【眠り目】

ねむりめ1」に同じ。
「目をも人に見あはせず、―にて、時々阿弥陀仏を申す」〈宇治拾遺・一一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android