眺め増さる(読み)ながめまさる

精選版 日本国語大辞典 「眺め増さる」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐まさ・る【眺増】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 物思いに沈むことがさらに多くなる。一層はなはだしく物を思う。和歌では「長雨」を掛けることが多い。
    1. [初出の実例]「かくしつつ、日ごろになり、ながめまさるに」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

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