眺出(読み)ながめいず

精選版 日本国語大辞典 「眺出」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐い・ず ‥いづ【眺出】

〘他ダ下二〙 =ながめいだす(眺出)
源氏(1001‐14頃)手習「みないで立ちけるを、ながめいでてあさましき事を思ひながらも」

ながめ‐いだ・す【眺出】

〘他サ四〙 物思いにふけりながら、見るともなく外の風物を見やる。ながめいず。
蜻蛉(974頃)中「れいの見送りてながめいだしたるほどに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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