眼球片岩(読み)がんきゅうへんがん(その他表記)augen-schist

岩石学辞典 「眼球片岩」の解説

眼球片岩

圧砕岩に伴われる岩石で,粒状化した鉱物で構成され,これらの集合体は眼球状の産状を示し,完全に再結晶した片状の条線とレンズ状の鉱物によって囲まれ,これらは変質している[Lapworth : 1885].長石または他の鉱物の小さな眼球状の塊を持つ片岩を呼ぶ[Teall : 1888].圧砕片麻岩(mylonite-gneiss)と同義

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android