着抜(読み)きぬき

精選版 日本国語大辞典 「着抜」の意味・読み・例文・類語

き‐ぬき【着抜】

〘名〙 一度袖を通して水で洗ってあるために、新品よりも気やすくなっている着物
読本近世説美少年録(1829‐32)三「敗衣(ふるぎ)好みて被抜(キヌキ)と称へ」

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