精選版 日本国語大辞典 「着重ねる」の意味・読み・例文・類語 き‐かさ・ねる【着重】 〘 他動詞 ナ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]きかさ・ぬ 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙 衣類などを何枚も重ねて着る。[初出の実例]「旅ころも八つ伎可佐禰(キカサネ)て寝(い)ぬれどもなほ肌寒し妹にしあらねば」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三五一)「故里へ霞の衣きかさねて寒き越路へ帰るかりがね」(出典:為忠集(鎌倉中か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例