矢竦(読み)やずくめ

精選版 日本国語大辞典 「矢竦」の意味・読み・例文・類語

や‐ずくめ【矢竦】

浄瑠璃・吉野都女楠(1710頃か)二「され共鎧のすきますきま、矢ずくめにすくめられ」

や‐ずくみ【矢竦】

〘名〙 矢を射かけられて、からだが立ちすくんで自由に動けないこと。やずくめ。
太平記(14C後)二六「矢すくみに立てはたらかず」

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