知ぬが仏(読み)しらぬがほとけ

精選版 日本国語大辞典 「知ぬが仏」の意味・読み・例文・類語

しら【知】 ぬ が仏(ほとけ)

  1. 知れば腹も立ち、苦悩や面倒も起こるが、知らないから腹も立たず、心のひろい仏のようにしていられる。見ぬが仏。転じて、当人だけが知らないで平気でいるさまをあざけっていう語。
    1. [初出の実例]「ふみてもや雪にしらぬか仏のざ〈重貞〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)
    2. 「然しおれが斯ういふ気になって居るのを知(シ)らぬが仏(ホトケ)」(出典歌舞伎処女翫浮名横櫛(切られお富)(1864)中幕)

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