短冊掛(読み)タンザクカケ

デジタル大辞泉 「短冊掛」の意味・読み・例文・類語

たんざく‐かけ【短冊掛(け)】

短冊をはさんで壁や柱にかけるようにしたもの。板や布などで作る。たんざくばさみ。

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精選版 日本国語大辞典 「短冊掛」の意味・読み・例文・類語

たんざく‐かけ【短冊掛】

  1. 〘 名詞 〙 短冊をはさんで柱や壁にかけ、鑑賞できるようにしたもの。掛軸のように表装したり、板などで作ったりする。短冊ばさみ。
    1. [初出の実例]「たんさくかけはなさけあれかし 僧の身は名さへゆかしのちござくら〈僧秀盛〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)一)

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