法則の辞典 「短間隙効果」の解説 短間隙効果【short space effect】 気体中で放電を行わせる際に,電極間隔をあまり小さくすると,電極間では放電が起こらず,外側で起きるようになる.これはパッシェンの法則*(放電開始電圧は,気体の温度が一定ならば電極間距離(l)とガス圧力(p)の積の関数である)における関数の極小条件よりも,積 pl が小さくなるため,l のもっと大きなところでも放電が起きるようになるからである. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報