石 三次郎(読み)イシ サンジロウ

20世紀日本人名事典 「石 三次郎」の解説

石 三次郎
イシ サンジロウ

昭和期の教育学者 東京教育大学名誉教授。



生年
明治33(1900)年4月10日

没年
昭和43(1968)年7月30日

出生地
茨城県

学歴〔年〕
東京文理科大学教育学科〔昭和6年〕卒

経歴
東京文理科大学助手、東京高等師範学校教授を経て東京教育大学教授となった。昭和31〜36年教育学部長。この間、肢体不自由養護学校を付属「桐ヶ丘養護学校」として創設、初代校長を兼ねるなど、新学制移行期における付属中学、高校長として学校経営や運営に業績を残した。また教え子への感化も強く神保博行編「教育一路五十年―石三次郎先生の生涯」が没後44年に出版された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石 三次郎」の解説

石三次郎 いし-さんじろう

1900-1968 昭和時代の教育学者。
明治33年4月10日生まれ。母校東京文理大の学生主事補などをへて,昭和17年東京高師教授となる。24年東京教育大教授,31年教育学部長。付属桐が丘養護学校を創設し校長を併任。文部省教育課程審議会委員長などをつとめた。昭和43年7月30日死去。68歳。茨城県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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