石並(読み)いしなみ

精選版 日本国語大辞典 「石並」の意味・読み・例文・類語

いし‐なみ【石並】

〘名〙 (「なみ」は四段動詞「なむ(並)」の連用形名詞化) 川の浅瀬に石を置き並べて橋としたもの。石橋(いわばし)
万葉(8C後)一・一九六「飛ぶ鳥の 明日香の河の 上つ瀬に 石橋(いはばし)渡し 一云石浪(いしなみ)
※万葉(8C後)二〇・四三一〇「秋されば霧立ちわたる天の川伊之奈彌(イシナミ)おかば継ぎて見むかも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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