最新 地学事典 「石膏鉱床」の解説
せっこうこうしょう
石膏鉱床
gypsum deposit
海水からの化学的沈殿鉱床,カルシウムを含む岩石の交代鉱床,既成の石膏鉱床の再堆積鉱床,熱水鉱床の4種。世界の鉱山は大部分沈殿鉱床で,カンブリア紀~第四紀の各地質時代に生成。このタイプは地下深部(100~200m)で硬石膏に変化することが多い。熱水鉱床としては黒鉱鉱床に伴うものがある。国内の石膏生産は化学石膏に押されて1976年に中止。世界の天然石膏産出国は米国,イラン,中国などで約1.5億t(2021年)。用途はセメント,陶磁器型在,石膏ボード,石膏ブラスターなど。
執筆者:伊達 二郎・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

