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交代鉱床 コウタイコウショウ

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デジタル大辞泉の解説

こうたい‐こうしょう〔カウタイクワウシヤウ〕【交代鉱床】

交代作用で生じた鉱床。接触交代鉱床熱水鉱床などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうたいこうしょう【交代鉱床 replacement ore deposit】

鉱化流体が既存の岩石と反応し,有用な鉱物を含む鉱物の集合体でその岩石をほぼ完全におきかえることにより生成した鉱床。このような地質現象は交代作用とよばれ,交代鉱床はその代表的な産物である。おきかえられる岩石には,石灰岩,ドロストーン,ケイ質岩などのように,鉱化流体と化学的に反応しやすい岩石,あるいは鉱化流体により溶解されやすい岩石などさまざまなものがある。鉱床の形態は,交代される岩石の種類や鉱化流体が流動する割れ目の分布などにより,筒状や不規則塊状になることもあるが,交代される岩石が地層の一部として層状をなす場合には鉱床も見かけ上は層状となることがある。

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大辞林 第三版の解説

こうたいこうしょう【交代鉱床】

交代作用によってできた鉱床。多くは、交代作用を受けやすい石灰岩や苦灰岩の中に生ずる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

交代鉱床
こうたいこうしょう
metasomatic depositreplacement deposit

交代作用により生成した鉱床。スカルン型鉱床がその典型的な例である。層準規制鉱床としてまとめられている塊状硫化物鉱床層状含銅硫化鉄鉱床キースラーガー型鉱床)、含銅砂岩コンゴ民主共和国ザンビアの国境沿い付近に延びる銅帯に分布)、含金礫(れき)岩(南アフリカのウィトワーテルスランド地方に分布)などは交代鉱床の例とされていたが、現在では周囲の地層と同じ時期に生成した同生鉱床と考えられている。層準規制鉱床であるミシシッピ渓谷型鉛・亜鉛鉱床は、その成因に関し現在も交代鉱床か同生鉱床かで議論が行われている。[正路徹也]

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