コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

硬石膏 こうせっこう anhydrite

翻訳|anhydrite

4件 の用語解説(硬石膏の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硬石膏
こうせっこう
anhydrite

CaSO4 。斜方晶系に属する鉱物。無水石膏ともいう。硬度3~3.5,比重 2.90~2.99。白,灰白,帯青,帯紫色。真珠または脂肪光沢。加水により石膏 CaSO4・2H2O になる。純水中では 57℃以上で安定。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こう‐せっこう〔カウセキカウ〕【硬石×膏】

硫酸カルシウム無水物からなる鉱物。斜方晶系に属し、ふつう、無色または白色。塊状・粒状・板状で産する。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

こうせっこう【硬石膏】

硫酸カルシウムの無水物に相当する鉱物。普通は塊状・粒状で産するが、斜方晶系に属し、白色の板状や柱状結晶。多く、石膏と共生する。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硬石膏
こうせっこう
anhydrite

無水硫酸カルシウムの鉱物。日本では黒鉱鉱床中に産するほか、ある種の安山岩、含銅硫化鉄鉱床、接触交代鉱床スカルン型鉱床)中に産する。外国では岩塩鉱床に伴われて堆積(たいせき)岩を構成するほか、スモーカー(熱水からの沈殿物が堆積した煙突状の構造物)周辺の堆積物中に含まれることもある。塊状を呈することが多いが、再結晶して劈開(へきかい)片の大きく発達した結晶となりやすい。日本のおもな産地としては、秋田県大館(おおだて)市花岡鉱山(閉山)、同小坂町小坂鉱山(閉山)、茨城県日立市日立鉱山(閉山)などのほか、秋田県駒ヶ岳(こまがたけ)の安山岩中からも報告されている。自形は斜方板状であるが、日本ではまれ。石膏とよく共存する。英名はギリシア語の「無水物」に由来する。石膏という一般的に知られている物質を加熱すると水分が抜けて硬石膏と同じ物質になることが確かめられていたためである。[加藤 昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

硬石膏の関連キーワード輝石斜方晶系単軸結晶毒重石白鉛鉱二酸化チタン板チタン石鱗珪石ヒューマイトローソナイト

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

硬石膏の関連情報