デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石見次郎」の解説 石見次郎 いわみ-じろう 立原正秋の小説「剣ケ崎」の主人公。親子2代にわたる日韓混血児で,混沌とした血の流れをみつめ,アイデンティティーを模索。もと日本陸軍軍人で今は韓国陸軍の要人となった父と25年ぶりに再会し,17年前に兄が殺され,従姉妹と叔父が自殺した三浦半島の剣ケ崎を案内する。昭和40年「新潮」に発表。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例