硫酸アトロピン

栄養・生化学辞典 「硫酸アトロピン」の解説

硫酸アトロピン

 (C17H23NO3)2H2SO4・H2O (mw694.84).

 抗コリン作用薬で,アトロピン作用をもつ水溶性化合物として広く使用されている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の硫酸アトロピンの言及

【アトロピン】より

…24時間以内に,未変化のまま,またはトロピンとトロパ酸に分解され,尿中に排出される。
[適応と副作用]
 日本薬局方には硫酸アトロピンとして収載されており,1回0.5mgを内服または皮下注射で用いる。極量は1回1mg,1日3mg。…

※「硫酸アトロピン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android