硬膜外ブロック(読み)コウマクガイブロック

デジタル大辞泉 「硬膜外ブロック」の意味・読み・例文・類語

こうまくがい‐ブロック〔カウマクグワイ‐〕【硬膜外ブロック】

硬膜外腔局所麻酔薬を注入して交感神経知覚神経を一時的に抑制することにより、血行障害を改善したり疼痛とうつうを緩和したりする治療法。神経ブロック療法の一。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の硬膜外ブロックの言及

【ぎっくり腰】より

…痛みが起こって間もなく,あるいは2~3日安静にして痛みが軽くなってきたとき,医師の治療を受けられれば,痛みの原因となっている部分への注射で痛みをとることができる。すなわち,筋肉や靱帯の押して痛い部分への注射(圧痛点のブロック),関節やそのまわりの注射(椎間関節ブロック),椎間板やまわりの神経の刺激をとる注射(硬膜外ブロック)などが適宜用いられる。腰を支えるのにさらし巻では不十分のようなら,既製品である腰椎バンドを用いたり,ギプス包帯を巻いて固定するのもよい。…

※「硬膜外ブロック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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