硬膜外腔(読み)コウマクガイクウ

デジタル大辞泉 「硬膜外腔」の意味・読み・例文・類語

こうまくがい‐くう〔カウマクグワイ‐〕【硬膜外×腔】

脊髄を覆う硬膜とその外側を囲む脊柱管の間にある空間。また、頭蓋骨と硬膜の間にある隙間硬膜上腔
[補説]硬膜は内層と外層の2層構造になっている。脊髄では、硬膜の外層が骨膜として脊柱管の内側をおおい、内層が脊髄を袋状に包んでいる。狭義に、この内層を脊髄硬膜と呼ぶ。脊髄の硬膜外腔は、硬膜の外層(骨膜)と内層(狭義の脊髄硬膜)の間にある空間で、静脈が張り巡らされた脂肪組織で満たされている。一方、脳では、硬膜の内層と外層が、一部を除いて密着している。脳の硬膜外腔は、その外側にあるわずかな間隙で、リンパ液や脂肪組織がある。

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