碓氷バイパス(読み)うすいバイパス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「碓氷バイパス」の意味・わかりやすい解説

碓氷バイパス
うすいバイパス

群馬県安中市から長野県軽井沢町にいたる国道18号線のバイパスとして 1971年に完成した入山峠(いりやまとうげ)越えの道路全長 13.2km。かつて中山道難所として知られた碓氷峠付近の道路拡張と自動車交通量の増大に対処する有料道路として建設され,2001年無料開放された。

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世界大百科事典(旧版)内の碓氷バイパスの言及

【碓氷峠】より

… 1886年中山道は,これまでの道の南に新碓氷峠越えの道(現,国道18号線)が完成し,信越本線開通後は重要度を減じたが,第2次大戦後は交通車両の増加で完全舗装された。しかし急こう配,急カーブの難所であるため,1971年に碓氷バイパスが峠の南3kmの地点に開通し,峠越えの車は急減した。1893年開通の信越本線は,碓氷越えの横川~軽井沢間に長短26のトンネルがあり,急こう配でアプト式軌条が用いられていたが,1963年複線電化され,アプト式は廃止された。…

※「碓氷バイパス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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