碾き臼芸(読み)ヒキウスゲイ

デジタル大辞泉 「碾き臼芸」の意味・読み・例文・類語

ひきうす‐げい【×碾き臼芸】

石臼芸いしうすげい」に同じ。
「一切万能せぬといふ事もなく、知らぬといふ事ないやうなれど―」〈浮・化物気質〉

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精選版 日本国語大辞典 「碾き臼芸」の意味・読み・例文・類語

ひきうす‐げい【碾臼芸】

  1. 〘 名詞 〙 諸芸を心得ているが、特にすぐれた芸は一つもないことのたとえ。石臼芸。ひきうす。
    1. [初出の実例]「やって見る・まはり肴に引臼(ヒキウス)げい」(出典:雑俳・へらず口(不及子編)(1734))

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