磯部島村(読み)いそべしまむら

日本歴史地名大系 「磯部島村」の解説

磯部島村
いそべしまむら

[現在地名]丸岡町磯部島

九頭竜くずりゆう川右岸、今市いまいち村の南にある。慶長六年(一六〇一)九月の山川菊松宛結城秀康知行宛行状(山川家文書)に、丸岡領のうち「嶋村(高二三三・三六石)がみえる。同一一年頃の越前国絵図では、磯部北保に含まれていたと思われる。元禄郷帳以降磯部島村となる。正保二年(一六四五)松岡藩領となったが、享保六年(一七二一)再び福井藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android