礪茶(読み)トノチャ

デジタル大辞泉 「礪茶」の意味・読み・例文・類語

と‐の‐ちゃ【×礪(の)茶】

江戸時代の染め色の名。赤黒い茶色

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「礪茶」の意味・読み・例文・類語

と‐の‐ちゃ【礪茶】

〘名〙 江戸時代の染色の名。赤黒い色の勝った茶色。
※俳諧・口真似草(1656)四「きて見るや民もとのちゃの花衣〈勝明〉」

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