精選版 日本国語大辞典 「礬土」の意味・読み・例文・類語 ばん‐ど【礬土】 〘 名詞 〙 ( 「はんど」「はんと」とも ) =アルミナ[初出の実例]「土分 金属分 草木之土分。大抵為二加爾基一、或有二苦土一、或有二礬土一、如二禾本穀類竹蘆一」(出典:植学啓原(1833)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の礬土の言及 【紙】より …ロジンサイズはセルロースと反発し合うのでそのままでは紙層中にとどまらずに抄紙排水中に溶出してしまう。ロジンサイズや塡料をパルプに付着させるために礬土(ばんど)(またはアラム)と呼ばれる硫酸アルミニウムAl2(SO4)3を加える。洋紙が永年の間に変色したり劣化したりするのはこの礬土が分解して酸性化し,炭水化物を崩壊するからである。… ※「礬土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by