祈雨法(読み)きうほう

精選版 日本国語大辞典 「祈雨法」の意味・読み・例文・類語

きう‐ほう‥ホフ【祈雨法】

  1. 〘 名詞 〙 雨乞(あまご)いのために、密教で大雲輪経、大孔雀経等に基づいて降雨を祈る修法請雨経法(しょううきょうのほう)。雨乞い法。
    1. [初出の実例]「元真内供於神泉苑修祈雨法」(出典:祈雨日記‐永延元年(987)五月廿四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android