祝園郷(読み)ほうそのごう

日本歴史地名大系 「祝園郷」の解説

祝園郷
ほうそのごう

「和名抄」高山寺本には記されない。刊本は「波布曾乃」と訓ずる。

「日本書紀」崇神天皇一〇年九月条に「羽振苑」がみえるが、この羽振苑が転じて祝園になったとされる。「新抄格勅符抄」(大同元年牒)に「祝園神」がみえ、のち「延喜式」神名帳に「祝園神社」が記される。「天長(平)宝字八年十□□□日」の日付のある祝園郷地売買券(唐招提寺文書)に「祝薗郷」とあり、安和二年(九六九)七月八日付法勝院領目録(仁和寺文書)に「六条祝薗里」がみえ、延久四年(一〇七二)九月五日付太政官牒(石清水文書)に、稲間庄(現精華町)の四至を記して「限東祝薗稲間堺畷」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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