神の神庫も梯のままに(読み)かみのほくらもはしだてのままに

精選版 日本国語大辞典 「神の神庫も梯のままに」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 の 神庫(ほくら)も梯(はしだて)のままに

  1. ( 高く近寄りがたい所でも、はしごをかければのぼれるの意から ) どんなに困難なことでも、適切な手段を用いれば成し遂げることができるということ。
    1. [初出の実例]「『神庫(ほくら)高しと雖も、我能く神庫の為に梯(はし)を造(た)てむ。豈庫(ほくら)に登るに煩(わつらひ)あらむや』といふ。〈略〉神之神庫随梯之(かみのほくらモハシダテノママニ)といふは、此は其の縁なり」(出典日本書紀(720)垂仁八七年二月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 クラ

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む