神庫(読み)ホクラ

デジタル大辞泉 「神庫」の意味・読み・例文・類語

ほ‐くら【庫/宝倉】

《「ほ」は「秀」の意》
神宝を納めておくくら
「―高しといへども、われよく―のためにはしてむ」〈垂仁紀〉
小さな神殿ほこら
稲荷いなりの―に」〈拾遺・雑恋・詞書〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神庫」の意味・読み・例文・類語

じん‐こ【神庫】

〘名〙 (「しんこ」とも) 神社などで宝物を入れておく建物宝物殿。たからぐら。ほくら。
三代格‐一・元慶八年(884)九月八日「応納神庫用祭気比神宮対租穀事」

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