神を掛ける(読み)かみをかける

精選版 日本国語大辞典 「神を掛ける」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 を 掛(か)ける

  1. 約束や、誓いのために、神を引き合いに出す。神に誓いを立てる。→神かけて
    1. [初出の実例]「君にもし心たがはばまつらなるかがみの神をかけてちかはむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android