神世七代(読み)かみよななよ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神世七代」の意味・わかりやすい解説

神世七代
かみよななよ

天地初発 (あめつちはじめ) のとき生成した神々の系譜。「かみよしちだい」とも読み,神代七代,天神七代とも書く。『古事記』と『日本書紀』では神の名に若干の違いがあるが,『古事記』によると別天神 (ことあまつかみ) 5神の次に出現した (1) クニノトコタチノカミ,(2) トヨクモヌノカミ,(3) ウヒジニノカミ,イモスヒジニノカミ,(4) ツヌグヒノカミ,イモイクグヒノカミ,(5) オホトノジノカミ,イモオホトノベノカミ,(6) オモダルノカミ,イモアヤカシコネノカミ,(7) イザナギノカミ,イモイザナミノカミの7代をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android