神経鞘(読み)シンケイショウ(英語表記)neurilemma

デジタル大辞泉 「神経鞘」の意味・読み・例文・類語

しんけい‐しょう〔‐セウ〕【神経×鞘】

末梢神経神経線維軸索)の最外層にある膜。シュワン細胞とよばれる薄い細胞からなり、栄養補給を担うとされる。シュワン鞘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神経鞘」の意味・読み・例文・類語

しんけい‐しょう ‥セウ【神経鞘】

〘名〙 末梢(まっしょう)神経の軸索を取り巻く最外層の被膜。シュワン細胞という薄い細胞からなる。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神経鞘」の意味・わかりやすい解説

神経鞘
しんけいしょう
neurilemma

シュワン鞘ともいう。末梢神経系の軸索 (神経線維) を包む透明な弾性薄膜で,シュワン細胞というきわめて薄い細胞から成る。中枢神経組織にはシュワン細胞が存在しない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android