末梢(読み)マッショウ

デジタル大辞泉 「末梢」の意味・読み・例文・類語

まっ‐しょう〔‐セウ〕【末×梢】

木の枝の先。こずえ。
物のはし末端。転じて、取るに足らないこと。「末梢にとらわれ根本を見失う」

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精選版 日本国語大辞典 「末梢」の意味・読み・例文・類語

まっ‐しょう‥セウ【末梢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木の枝の先端。こずえ。〔和漢大辞典(1919)〕
  3. 物の末端。すえ。はし。
    1. [初出の実例]「その長久なる末梢(〈注〉スヱノハヅレ)の光景は」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二)
  4. 転じて、些細(ささい)なこと。つまらないこと。
    1. [初出の実例]「些細な末梢の問題にこせこせ神経を使いすぎるのではないか」(出典:ドン・キホーテ(1944)〈中村光夫〉一)

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普及版 字通 「末梢」の読み・字形・画数・意味

【末梢】まつしよう

末端のところ、はし。

字通「末」の項目を見る

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