禍は下から(読み)わざわいはしもから

精選版 日本国語大辞典 「禍は下から」の意味・読み・例文・類語

わざわい【禍】 は 下(しも)から

  1. わざわいは、とかく召使など身分の低い者の言動によって起こる。しもべの扱いに注意すべきである。
    1. [初出の実例]「人たる人は、すみやかに改らる故、あくじとならず。禍(ワサハ)ひは下(シモ)より、小家から火の出るといへばつつしむべし」(出典仮名草子・悔草(1647)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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