禍津日神(読み)マガツヒノカミ

デジタル大辞泉 「禍津日神」の意味・読み・例文・類語

まがつひ‐の‐かみ【禍津日神】

災害凶事などを引き起こす神。伊弉諾尊いざなぎのみこと黄泉よみの国から帰ってみそぎをしたとき、その汚れから生まれ出た神という。

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精選版 日本国語大辞典 「禍津日神」の意味・読み・例文・類語

まがつひ‐の‐かみ【禍津日神】

  1. まがつひ(禍津日)
    1. [初出の実例]「まがつひの神の祟(たたり)も恐しければいかにせん」(出典:俳諧・古学截断字論(1834)梧一葉)

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