禍津日(読み)マガツヒ

デジタル大辞泉 「禍津日」の意味・読み・例文・類語

まが‐つ‐ひ【禍津日】

禍津日神まがつひのかみ」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「禍津日」の意味・読み・例文・類語

まが‐つ‐ひ【禍津日】

  1. 禍害凶事などをひき起こす神。伊邪那岐命のみそぎの時に、黄泉(よみ)の国の汚れによって生まれた。禍津日の神。→八十禍津日神(やそまがつひのかみ)
    1. [初出の実例]「天の麻我都比(マガツヒ)と云ふ神の言はむ悪事〈古語に麻我許登〉に相まじこり相口会へ賜ふ事無く」(出典延喜式(927)祝詞)

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