秀安村(読み)ひでやすむら

日本歴史地名大系 「秀安村」の解説

秀安村
ひでやすむら

[現在地名]羽生市秀安

旧利根川によって形成された自然堤防上に位置する。自然堤防は当村から北隣の下羽生村にかけて連なる。室町初期と推定される岩松持国本領所々注文(正木文書)にみえる「秀泰郷」を当地とする説がある。田園簿によると田高二八一石余・畑高一七〇石余、幕府領。国立史料館本元禄郷帳では旗本藤枝領と鷲宮わしみや領・長泉ちようせん寺領。藤枝領は宝永二年(一七〇五)からで、天明五年(一七八五)絶家となって上知(「寛政重修諸家譜」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android