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鷲宮 わしみや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鷲宮
わしみや

埼玉県東部,久喜市中部の旧町域。中川右岸の沖積地に位置する。1933年町制。1955年桜田村の大部分を編入。2010年久喜市,菖蒲町,栗橋町の 1市 2町と合体して久喜市となった。中心地区の鷲宮は自然堤防上にあり,鷲宮神社鳥居前町として発展,江戸時代には市場町でもあった。1902年東武鉄道が開通し駅前地区が発達。JR東北本線,東武鉄道伊勢崎線の沿線に,わし宮団地をはじめとする住宅団地が建設され,宅地化が進んだ。周辺では果樹が栽培される。東部には工業団地も形成されている。鷲宮神社には国の重要文化財の太刀があり,関東神楽の源流といわれる鷲宮催馬楽神楽は国の重要無形民俗文化財。毎年 12月の酉の市が有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鷲宮
わしみや

埼玉県北東部、北葛飾(きたかつしか)郡にあった旧町名(鷲宮町(まち))。現在は久喜(くき)市の中部北寄りに位置する地域。1933年(昭和8)町制施行、1955年北葛飾郡桜田村の大部分と合併、同時に南埼玉郡から北葛飾郡に移行した。2010年(平成22)、同郡栗橋(くりはし)町、南埼玉郡菖蒲(しょうぶ)町とともに久喜市に合併。JR東北本線(宇都宮線)、東武鉄道伊勢崎(いせさき)線が通じる。古利根(ふるとね)川の沖積低地に位置し、集落は自然堤防上にのっている。鷲宮(わしのみや)神社の門前町で、江戸時代は5、10の日に穀物や木綿を中心とする市(いち)が立った。現在は米、イチゴ、ソバなどの生産が多い。近年、日本住宅公団(現、都市再生機構)わし宮団地が建設されてから、東京近郊の住宅地として宅地化が進み、人口も増加した。鷲宮神社には国の重要無形民俗文化財である催馬楽神楽(さいばらかぐら)や寛保(かんぽう)治水碑など史跡や文化財が多い。[中山正民]
『『鷲宮町史』全16巻(1976~1987・鷲宮町)』

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