移動構造(読み)いどうこうぞう(その他表記)migration structure

岩石学辞典 「移動構造」の解説

移動構造

ある種の輝緑凝灰岩シャルスタイン)で見られる流動構造に似た構造で,結晶質針状や球状物質が大きな構成要素に沿って帯や縞状に配列する構造である[Gümbel : 1847].この構造は鉱物成分移動が行なわれて,古い物質が新しい物質に改変されることが原因といわれている[Loewinson-Lessing & Struve : 1937].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android