岩石学辞典 「移動構造」の解説 移動構造 ある種の輝緑凝灰岩(シャルスタイン)で見られる流動構造に似た構造で,結晶質の針状や球状物質が大きな構成要素に沿って帯や縞状に配列する構造である[Gümbel : 1847].この構造は鉱物成分の移動が行なわれて,古い物質が新しい物質に改変されることが原因といわれている[Loewinson-Lessing & Struve : 1937]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報