稲日野(読み)イナビノ

デジタル大辞泉 「稲日野」の意味・読み・例文・類語

いなび‐の【稲日野】

印南野いなみの」に同じ。[歌枕
「―も行き過ぎかてに思へれば心恋しき加古かこの島見ゆ」〈・二五三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「稲日野」の意味・読み・例文・類語

いなび‐の【稲日野】

万葉(8C後)三・二五三「稲日野(いなびの)も行き過ぎかてに思へれば心恋ひしきかこの島見ゆ」

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世界大百科事典(旧版)内の稲日野の言及

【印南野】より

…兵庫県南部,明石川,加古川,美囊(みのう)川に囲まれた三角形状の台地で,東西約20km,南北約15kmにわたって広がっている。〈いんなみの〉とも呼び,かつては伊奈美野,稲日野とも書いた。播磨町の大中遺跡ほか弥生時代,古墳時代の遺跡が多い。…

※「稲日野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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