20世紀日本人名事典 「稲田正次」の解説
稲田 正次
イナダ マサツグ
昭和期の法学者 東京教育大学名誉教授。
- 生年
- 明治35(1902)年8月26日
- 没年
- 昭和59(1984)年8月14日
- 出生地
- 島根県能義郡赤屋村(現・伯太町)
- 学歴〔年〕
- 九州帝大法文学部法科〔昭和6年〕卒
- 学位〔年〕
- 法学博士(東京大学)〔昭和37年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 紫綬褒章〔昭和43年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和47年〕
- 経歴
- 昭和9年東京文理科大学助手兼東京高師助教授、11年東京高師教授、17年東京文理科大学助教授、27年東京教育大学文学部教授、28年から32年まで文学部長。41年退官し、名誉教授、東京理科大学教授、48年富士短期大学教授、51年同学長を歴任。主著に「憲法提要」「明治憲法成立史」「教育勅語成立過程の研究」「中国の憲法」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報