日本歴史地名大系 「稲葉地村」の解説 稲葉地村いなばじむら 愛知県:名古屋市中村区稲葉地村[現在地名]中村区稲葉地本(いなばじほん)通・東宿(ひがししゆく)町・草薙(くさなぎ)町・長筬(ながおさ)町・向島(むこうじま)町・稲葉地町・稲西(いなにし)町・諏訪(すわ)町・本陣(ほんじん)通・鳥居西(とりいにし)通・稲上(いなかみ)町・城屋敷(しろやしき)町・靖国(やすくに)町庄内川に面し、東を上中(かみなか)村・下中村に接する。弘化四年(一八四七)の村絵図(徳川林政史蔵)によれば、上ノ切・下ノ切の二つの字に分れる。枝郷東宿は鎌倉街道の宿場萱津(かやづ)(現海部郡甚目寺町)の東宿として早くから開けた(東関紀行)。寛文一一年(一六七一)の家数一〇三、人数六九四(寛文覚書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報