稼に追いつく貧乏神(読み)かせぐにおいつくびんぼうがみ

精選版 日本国語大辞典 「稼に追いつく貧乏神」の意味・読み・例文・類語

かせぐ【稼】 に 追(お)いつく貧乏神(びんぼうがみ)

  1. いくら働いても貧乏から抜けられないことをいう。貧乏ひまなし。
    1. [初出の実例]「かせぐに追着(ヲヒツク)貧乏神(ビンボウガミ)は、足よはき老曾の森の、注連餝(しめかざり)も、おのづからに春めきて」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android