穂垂首(読み)ほたれくび

精選版 日本国語大辞典 「穂垂首」の意味・読み・例文・類語

ほたれ‐くび【穂垂首】

  1. 〘 名詞 〙 うまく斬れず穂垂のように切り口から肉などの垂れ下がった醜い首。首実検には提出しなかった。ほだしくび。
    1. [初出の実例]「子細有る故〈ほだれ首なりと聞こえし〉に答へて時分暑の故にや思ひの外に損じ、上覧あるべき体にあらず」(出典:難波戦記(1672頃)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android