穂垂(読み)ほたれ

精選版 日本国語大辞典 「穂垂」の意味・読み・例文・類語

ほ‐たれ【穂垂】

〘名〙 (「ほだれ」とも)
① 柳、ヒノキなどの木の枝を、細かく削りかけて作った細工物。けずりかけ。
② 稲などのみのって重くたれ下がっている穂。また、穂が豊かにみのってたれ下がること。たれほ。
咄本・当世手打笑(1681)四「いかにもいかにも、今年からほだれがさがる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android