穂垂(読み)ほたれ

精選版 日本国語大辞典 「穂垂」の意味・読み・例文・類語

ほ‐たれ【穂垂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほだれ」とも )
  2. 柳、ヒノキなどの木の枝を、細かく削りかけて作った細工物。けずりかけ。
  3. 稲などのみのって重くたれ下がっている穂。また、穂が豊かにみのってたれ下がること。たれほ。
    1. [初出の実例]「いかにもいかにも、今年からほだれがさがる」(出典:咄本・当世手打笑(1681)四)
  4. ほたれくび(穂垂首)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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