空する(読み)むなしくする

精選版 日本国語大辞典 「空する」の意味・読み・例文・類語

むなしく【空】[=むなしゅう]する

  1. 殺してしまう。また、こわしてしまう。むだにする。
    1. [初出の実例]「南泉に寓直し、さらに余方にゆかず、弁道功夫すること三十年なり。寸陰をむなしくせず、雑用あることなし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)栢樹子)
  2. からにする。
    1. [初出の実例]「敵の全軍は、廿五万人にて、其内十二万人は国を空くして、挙げたる斯波多(スパルタ)の精鋭なり」(出典経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む